記事構成は、多くの方がつまずいてしまう部分です。記事を書く上で、読んでもらえるような構成はどうすればいいのか?
わかりにくい構成では、せっかく読んでもらってもただ流し読みされてしまうだけ。見てくださっている方は、結局何も頭に入らずサイトから離脱します。
わかりやすい構成は、どういうものなのか?簡単に取得できる方法を解説いたします。
簡単!わかりやすい記事の構成
まずわかりやすい文章の構成は、以下のようなものだとお考えください。
- 問題突起
- 結論
- 根拠・証拠
- 主張・意見
- まとめ
とはいっても、たったこれだけの構成がなかなか覚えられません。覚えようとすればするほど「どうだったっけ?」となってしまうケースがあります。
また多くの方は自分の作成する記事が、どうすればこの構成に当てはまるのかわからなくなってしまいます。
以下のような方法だと、構成を考えずとも簡単に覚えられます。
わかりやすい構成を簡単に取得できる方法
わかりやすい文章構成は、日常生活の会話で考えればいとも簡単に理解できます。
一度、以下の例でお考えください。
- 何らかの悩み事があり、日々辛い思いをしている友人
- 何とか少しでも元気になってもらおうとアドバイスをするあなた
悩んでいる内容は何もわからない状態。あなたはとにかく、夜は何も考えず早く寝るようにした方がいいと考えたとします。
悩み事があっても少しでも楽になるための方法を考えたよ。
夜少しでも早く眠るようにすれば、きっとその分楽になるよ。
だって夜は、感情的にネガティブになってしまうものなんだよ。闇に引き込まれるように、悩みも増幅する。
朝は太陽の光を浴びる効果もあって、気持ちが前向きになるらしい。それに副交感神経を優位に立たせてリラックスできるように、お風呂でゆっくり温まるのもいいらしいよ。
自律神経をコントロールするんだってさ。アロマの香りって今医学的に注目されてるから、お風呂に入れるのもいいんだって。
私も悩んでた時期は、とにかく湯船に浸かって身体を温めるようにしたんだ。
体温が冷えると同時に眠くなってスッと眠れるんだ。アロマじゃなくたって入浴剤で好きな香りを楽しむだけでもプラスになるかも。
朝目覚めたら、何だか気持ちが軽くなってるんだよね。
今日から、好きな香りを入れたお風呂でゆっくり浸かって早めに寝る。悩みは朝考えるようにしてみない?気休め程度かもしれないけど、きっと気持ちが楽になるよ。
人には癖があります。日常会話の中で、なかなか結論を言ってくれずにイライラした経験はないでしょうか?
うんちくばかりを聞かされて結論を言ってくれないと、話を聞く気が失せてしまうケースがありますね。「だから、先にどうなのか何が言いたいのか教えてよ!」と心の中で感じることもあるでしょう。
もったいぶっているような印象を持つ会話です。
人に真剣に話を聞いてもらえない方の特徴は、わかりやすい会話の構成ができていないからです。
記事に置き換えても同じです。結論を出さないまま【3】の根拠が先に書いてあると、せっかくページを開いてくださった方は嫌になります。そして検索結果へ戻り、他のサイトへ行ってしまいます。
仮に記事を読んだとしても、構成がはちゃめちゃだと何も頭には入っていません。
となると、人にとって役に立つ有益な記事ではありませんね。当然、サイトの評価も上がりません。
ですからこの文章構成【問題突起】 ⇒ 【結論】 ⇒ 【根拠・証拠】 ⇒ 【主張・意見】 ⇒ 【まとめ】は、大変重要なんですね。
ただし『まとめ』は、記事全体のまとめを書いてこそ意味をなします。意味のない『まとめ』を書かないようにしましょう。
詳しくはこちら
わかりやすい記事構成にするためには
わかりやすい記事構成を理解できたけど、うまく構成できない。自分の書く記事に照らし合わせると、いったい何がどうなっているのかもどうすればいいのかもわからない。
こういう方も多いでしょう。
それはわかりやすい記事構成以前の問題かもしれません。
『何が言いたくて書く記事なのか』が、曖昧になってしまっているからです。
そのために、言及する話題に『芯』を通しましょう。それが、1記事1記事ぞれぞれに決めるキーワードです。
キーワードを決めないと、わかりやすい構成どころか話があちこちに飛ぶ結果になってしまいます。
たとえば、便秘にいいと言われる酵素サプリのアフィリ案件紹介サイトを作りました。
さまざまなよいと言及する内容がある中、1ページに『便秘、肌荒れ・ダイエット・配合成分』これらを全て説明しても、見る方は何が言いたいのかわかりません。
結局はポイントとなる点が何だかわからず、読んでも無駄な記事になる結果に…。
ですが『便秘』をキーワードにすれば、焦点が絞られますね。『この酵素サプリの便秘によい部分を言及する』と記事の方向が決まります。
苦手でも文章構成がうまくなる方法
時々「私には構成の能力がないからわかりやすい文章は書けない。無理ですよね。」と諦めそうになってしまう方がいます。
ですが、それ以上の能力を発揮できないわけではありません。
記事構成が正しいかどうかわからない時には、何度も読み返します。根気強く何度も読んで、数時間おいてからまた翌日も読みます。
意外と翌日あらためて見た方が、悪い点が見えるもの。
構成がなっていなくても、内容を前後させるだけでわかりやすくなる場合もあります。
自分の書いた記事だけでなく、ネットの記事をよく読んでみましょう。違和感を感じたら、構成の何が悪いのか・文章の何に違和感を感じたのかを自分なりに考えます。
私がアフィリエイトをし始めた頃の構成や文章は、見るのも嫌になるほどひどいものでした。
しかし現在は記事作成の際、この基礎の構成に沿って書いているわけではありません。全く意識しなくても、だいたいこのような構成におさまります。
自分の記事の悪い点を見つけようと改善してきた経験です。多くの記事を書き、よい記事・悪い記事を見る。ライターは経験がものを言います。改善するつもりがあるのなら、書けば書くほどよい記事へと変化していきます。
【わかりやすい構成】=【人をイライラさせず、話を聞いてもらえる会話】です。
- 問題突起
- 結論
- 根拠・証拠
- 主張・意見
- まとめ
記事構成ができるかできないかで、ライターの力量が決まります。
記事の構成・本文をわかりやすくするために、的確な見出しをつけましょう。
ただし、わかりやすい文章構成でも、わかりやすい文章を書かなければ意味がありません。詳しくは、以下でご覧ください。
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