アフィリを始めたばかりの方・記事作成の初心者は、あまり理解できないかもしれませんが、記事作成で決めなければいけない事があります。
それは、サイト作成・記事作成においての『ターゲット・ペルソナ設定』です。
アフィリエイターはもちろん、記事作成の基本となる『ターゲット・ペルソナ設定』をわかっていないライターさんが多く見られます。
この基礎を決めないと、見ていただく方にとって有益な記事は書けません。『ターゲット・ペルソナ設定』って何?そして、どのように行えばよいのでしょうか。
また有益な記事がなぜ書けないのか、解説してまいります。
記事作成で決めるべきこと『ターゲット・ペルソナ設定』
記事作成でまず決めるべきこと『ターゲット・ペルソナ設定』は、『サイトやブログを見て欲しい人物設定』です。
- 人に何かを紹介する
- 人にものを売る
相手が誰だかわかっていない状態で、宣伝はできません。そのため、有益な記事が書けないのです。
記事作成に絶対に必要な基本?ターゲットって何?
ターゲットを、洋服で考えてみましょう。
- メンズかレディースか
- 年代
- 派手好きか地味な方が好むか
- サイズ
その洋服を着用する人物像を決めていなければ、製品は作れませんね。極端に言えば、毛布の端を縫っただけの防寒寝具『スリーパー』のような洋服しか作れません。まさにスカスカ。誰も買ってはくれないでしょう。
どんな製品でも、ターゲットを設定します。記事作成でも同様です。誰に対する記事か?それを明確にしなければ、伝えようがありませんね。
- 男性
- 10〜20代の若い世代
- 派手な色やデザインを好む
- 普通体型のMサイズ
これがターゲットです。
ターゲットを設定を怠ると伝えたい内容が全てブレてしまい、いったい誰に向けて発信しているのかわからないブログやサイトになります。
ペルソナって何?ターゲットとどう違うの?
一方ペルソナは、ターゲットをもっと細かく細分化したものです。
洋服で言えば、買っていただけるお客さまをもっと細かく考え『製品を企画するために必要な人物像』です。
- 20歳の男性
- 両親も決して楽な生活をしていない
- 奨学金を借りて大学に通っている
- 学費や交通費・娯楽費を稼ぐためコンビニでアルバイトをしている
- 普通体型のMサイズ
- 色は白系が好き・だけど赤も好き
- デザインはシンプル好み
- 流行には全く興味がない
- 肌触りや着心地を重視している
- 洗濯はネットに入れることなくどんなものでも、まとめて洗う面倒くさがり屋
これがペルソナです。
そうすると、こういった洋服が出来上がります。
- 肌触り・着心地のいいごくシンプルな白のTシャツ
- 赤の小さなロゴ刺繍のポイントが入っている
- 洗濯回数に耐え丈夫、長持ちする
- Mサイズ・リーズナブルな価格
この場合、『奨学金を借りてアルバイト・大学に通う学生』というペルソナを設定しないと、どうなるでしょうか。
肌触り着心地のよい良質な素材を使用したため、1枚10,000円になったとします。この男性は、欲しくても買えません。
ペルソナを設定し何を重点におくかで、ブログやサイトの方向性が全く的外れになる可能性が高まります。
市場はこのようなペルソナを設定し、製品を作っています。おそらく売れているものや大手になればなるほど、ターゲットではなくペルソナの設定をしているでしょう。
ですから、前回『専門性あるサイト』の必要性をお伝えした内容に加え、『ターゲット・ペルソナ設定』の基礎を曖昧にしていると…。大変、曖昧なブログやサイトになってしまいます。
ターゲットとペルソナの違い。そしてブログやサイト作成・記事作成する上で、決めておくべくのは大変重要なことなのですね。
記事作成には『ターゲット+α』を決めるべき
とはいえ多くの場合、そこまで詳細なペルソナ設定は、なかなかできません。
では、どうするか?
ターゲットを、少しだけペルソナへ近づけてみるのです。
- 性別
- 年代
- どんな悩みを持っているか
- どうなって欲しいと思っているか
あなたの風邪はどこから?「喉」「鼻」「熱」と3つの種類のCMが放送されていますね。風邪を引いている中、症状はさまざまでしょう。
喉が痛いだけ・熱がない方に、解熱作用のある風邪薬はいりません。ですから、悩みや考えていることを決めます。
そして私が一番大切にしたいと考えているのは、そのターゲットに『どうなってほしいか』です。
大正製薬が風邪を改善する開発を一生懸命行なっていなければ、効果のある風邪薬はできていないでしょう。
【自分が稼ぎたい】これに違いはありません。でも自分が稼ぐのと同じくらい、ターゲットに『どうなってほしいか』考えるのです。その気持ちを込めて記事作成します。
私はそこで細かな言葉や雰囲気で、見る方に伝わるものがあると考えています。どれだけ信頼性があるのか、どんな風に感じて下さるのか。
お金が稼ぎたいだけのサイトか、なんとなく感じる方も世の中に1人くらいはいるでしょう。それが、人と人のつながりですね。
もちろん、私個人的な綺麗ごとや理想も含まれています。ある意味サイトやブログは、自己満足の世界です。ネットの世界で何を言っているのとバカにされてしまうかもしれませんね。
でもお金だけではないものが、きっと伝わると考えています。だからこそ、商売が下手なのかもしれませんが…。私はずっと昔から、そんなことを考えてきました。
これを見て笑う方もいるでしょうし、『なんかわかるな』と思っていただける方もいるでしょう。人は千差万別ですね。すると、きっと濃いお客さまが集まって下さいます。
先日、数記事ご依頼いただいた方からメッセージをいただきました。「サイトでご予約が4件もあった。今までそんな事なかった。」というお喜びのメッセージでした。
それは私の作成した記事だけではなく、そのご本人のお人柄や努力あってのこと。ですが、それほど嬉しい言葉はありません。
ターゲットを決めない記事作成の落とし穴
実はこのターゲット・ペルソナ設定は、私が失敗した経験を持っているからこそ言えます。
ある時から、サイトの売上に伸び悩んでいます。売上が伸びないのはターゲットの括りが大きすぎてしまった原因もあります。
さまざまな年代の方、また男女たくさんの方が見に来て下さるので、誰にとっても役に立つ情報を発信したいと考えてしまいます。
すると1点に集中できないことから、なかなか有益な情報が増加しません。
- 10代・20代・30代・40代・50代…女性、それぞれに20記事ずつ書けば100記事
- 10代・20代・30代・40代・50代…男性、それぞれに20記事ずつ書けば100記事
ターゲットを30代女性として決めていると、30代女性へ向けた記事が200記事作成できますね。
そして、記事作成には時間が必要です。
どれだけ必死にあがいても、かかる時間は変わりません。急いで書くと、よい記事作成はできませんね。それは、自分の考えている事を汲み取ってくれないライターさんに依頼しても同じです。
だからライターさんに依頼して記事を増加させるだけでは、なかなかよいサイトには成長しないのですね。
もちろんそれを可能にしている方も存在しますが…やり方を教えて欲しいものです^ ^;
ターゲット設定の他に、ブログ筆者の設定も必須です。
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